ハンドドリップに必要な道具

数あるコーヒーの淹れ方でも日本で一番人気の「ハンドドリップ」。ドリッパーの上にペーパーフィルター をセットし、お湯を注いで抽出する方法ですね。

いろんな道具があるため、自分好みの味を出すには、道具からこだわってみるといいと思いますが、温度やお湯を落とすスピードや粉の量が違うと味も変わってしまうため、意外と上級者向けかもしれません。
でも、こだわりの道具がそろってくるとコーヒーを淹れる所から楽しくなりそうですね。そこで、自分好みのコーヒーを淹れられる道具探しから、お手伝いしようと思います!

まずは「ハンドドリップ」に必要な器具をご紹介いたします。

コーヒーミル

コーヒーミルに関しては、少し前に詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

電気ケトル&ドリップポット

注ぎ口が細長いケトルは、ペーパーフィルター コーヒーを淹れる際にぜひ揃えたい道具の一つです。こちらは、実際に商品を比較してみましたので、後ほど詳しくご説明いたします!

ドリッパー&ペーパーフィルター

ドリッパーにもさまざまな種類があります。
Hario、Kalita、Melita、KONO、CAFECのフラワードリッパー、クレバーコーヒードリッパー等々に、材質も陶器タイプのものやプラスチック、穴が1つ穴なのか2つ穴なのか、穴の大きさは大きいのか小さいのかなど、さまざまな条件によって、自分好みのコーヒーを出せるか出せないかが決まってきます。

さらには、ドリッパーを決めることで、どんなフィルターを使うかが決まってきます。

例えば、こちらのフラワードリッパータイプを使う場合は、この形にあったロシを使う必要があります。

CAFECのフラワードリッパーに使えるアバカペーパーフィルターは「両面クレープ」でロシとドリッパーの間の空間を絶妙に保つことができます。

他にも、カリタのウェーブドリッパー等は、カフェでも見かけることが多い気がしますね。ただ、特殊な形でカリタのペーパーしか選べないので、個人的には他の材質でも試したいなと思ったりもします。

当店でよくお勧めするのは三洋産業のコーヒードリッパーセット。初心者さんには特にお勧めです。

20g程度で、200㏄~300㏄は取れるかな。粗めにもよりますが、1つ穴で、メジャースプーンとろしもついているので、さっと手軽にハンドドリップを始めたい方におすすめです。

店頭でも販売しております。3人~5人用のワンサイズ大きいタイプもご用意しております。

計量スプーン

1杯で8g、10g、12gと測れるスプーンも必要です。写真はHARIOの軽量スプーンですりきりで12gです。
小さいメジャースプーンなら、コーヒーの粉を保存する密封容器に一緒にいれておいたりもできるので、おすすめです。

タイマー & スケール

抽出時間と量を同時に測れるタイプのスケールは、本格的に入れたい方にはおすすめです。

ですが、スケールとタイマーを別々に用意しても大丈夫です。キッチンタイマーは百円均一ショップのような雑貨店でも手に入りますし、スマホで代用してもオーケーです。また、スケールはお菓子作りに使うような0.1グラム単位で計量できりことが理想です。

温度計

コーヒーを抽出するときのお湯の温度は一般的に90度くらいが適温と言われています。

熱すぎると苦くなりますし、逆は酸味が出てきます。特にハンドドリップは条件が少し変わるだけで味にブレがでてしまうため、温度を測るのは必須です。

味がちゃんと出えへんねんって、いっつもちゃうねんって方は、ぜひ温度も測ってみてくださいね。

サーバー

ドリッパーと一緒に必要なのが、サーバーですね。きちんとメモリがあるタイプがお勧めです。

写真はKalitaのビーカータイプです。部屋に置いておいても、インテリアになりそうなオシャレなものが多いですね。

電気ケトル&ポットを試してみました

今回は、電気ケトル&ドリップポットをスタッフ(女性5名、男性1名)に使ってもらい使用感を教えてもらいました。特にハンドドリップするときに、どうなのかという所に焦点を当てていますので、ご参考ください!

電気ケトルは4種類です。

左から
・HAGOOGI 電気ケトル コーヒー 電気ポット 0.8L 1200W
・デロンギ(DeLonghi)電気ケトル アイコナ カフェ グレー
・ラッセルホブス 電気ケトル コーヒー ステンレス ドリップ ポット 細口 1.0L
・山善 電気ケトル 電気ポット 0.8L

ドリップポットも試してみましたが、これも長くなりそうなので、続編で書きます!まずは電気ケトルからです。

温度設定・保温機能

温度設定は、HAGOOGIと山善が1℃単位で可能、デロンギはボタンがあって、50℃、60℃、80℃、95℃、100℃から選べます。ラッセルホブスは温度設定のないタイプのものです。

保温機能は、山善が60分、HAGOOGIが30分、デロンギが20分、ラッセルホブスはなし。こう書いてるとラッセルホブス、あかんみたいに見えますが、用途によってはラッセルホブスはありです。沸騰させるのに温度設定をせずに沸騰させて、ドリップポットで注ぎたい方は沸かすだけの機能で十分です。

話はそれましたが、比較に戻ります!

持ちやすさ

重さや握った感じで、スタッフからも意見を集めたのですが、女性から多かったのは「デロンギは重い」でした。大きさも少し大きめですしね。HAGOOGIも持ちてが太く握りにくかったという意見もありました。実際に持ちにくかったというスタッフの手の平を測ると17㎝くらいです。

HAGOOGIは、ツルツルしていて、女性や年配の方は、持ちにくいと感じました。

デロンギは、握った感じの手触り 太くしっかりしていて握りやすい。

デロンギは、手触りはこちらも滑り止めなどほしい程サラサラでした。

HAGOOGIとデロンギは、持ち手が太く握りにくいと感じる人がいる一方で、太いから握りやすいという人もいました。購入前に、自分がどちらのタイプかチェックしておくといいと思います!

また少し長くなってきましたので、続きは続編で書きますね。

関連記事

Follow me!

    PAGE TOP